廃屋の垣根に濃ゆきさつきかな 朔
芍薬の花びらざらと落ちにけり 朔

仏壇の中狭くなり夷草 朔

芍薬の触れなば落ちむ枝を切り 朔

芍薬のあたりは澄みて空青し 朔
初夏の月吐く息すらも藍に染め 朔

吸った息吐いた息さえ藍の初夏 朔
花は葉に家の普請もあとすこし 朔
じたばたしても
一ミリも進めない
もがけばもがくほど
見えない糸で絡め取られ

そういう日がある
そういう日もある

たまたまそういう日に
当たったのだろう

起きていようか
寝てようか
どちらにしても

来るまで待とう
去るまで待とうと
プロフィール

朔

Author:朔
NANTEI様より
「なんちゃって俳人倶楽部」の
バナーを戴きました。
ありがとうございました。


なんちゃって俳人倶楽部

月別アーカイブ
カレンダー
05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
カテゴリ